量子テレポーテーションで話題の量子コンピュータとは

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最近、完全な「量子テレポーテーション」
成功したとのニュースが話題になりましたね。
この技術は、量子コンピューターの基礎技術になると
期待されています。

一般にテレポーテーションというと、
超能力者が使う能力で、
物体を一瞬で別の場所で移す能力
のことを言いますね。

量子レテポーテーションとは、簡単に言うと、
光の粒子の原理を利用して、
記憶させている情報を一瞬で別の場所に伝える
ということです。

普通、情報をどこかに移すとなると、
パソコン内のデータをUSBメモリにコピーしたり、
インターネットを使って電子メールに添付したり、
アップロードしたりしてデータを移したり
コピーしたりします。

どうしてもデータを移すには
物理的な「時間」が必要です。

量子テレポーテーションの技術を使えば、
離れていても瞬時に情報を
伝えることができる
そうです。

では、この量子テレポーテーションが
基礎技術となる「量子コンピューター」とは
一体どんなコンピューターなのでしょうか?

現在のコンピューターは、電気のオンとオフ、
つまり0と1の二つの状態を表すことができる
半導体素子を気の遠くなるような数を集めて、
いろいろな情報処理をします。

つまり、1つの素子で2通りの情報しか記憶できません。

量子コンピューターでは、
素子に量子を使うことによって、
従来一つの素子で2通りしか記憶できなかったのを、
量子を重ね合わせることによって、原理上、
無限に増やせるようになります。

そうすることによって、
現在のコンピューターとは比較にならないほどの
処理スピードを持ったコンピューターができるのです。

例えば、現在のスーパーコンピューターが数千年かかる処理も、
数秒で処理できるようになる
そうです。
つまり、量子コンピューターとは、
超超超超高速なコンピューターです。

次に、量子コンピューターの実用化についてですが、
どんなに優れた技術でも
実用化されなければ意味がありませんね。

量子コンピューターの研究は、
1980年に始まっていますが、
現在でもまだ実用化されていません。

ただ、2011年に、カナダのD-Wave Systemsという会社が、
量子を128個重ね合わせた128量子ビットのシステムで、
量子コンピューターを称するコンピューターを発売しています。

D-Wave Systems社の量子コンピューターは、
本当に量子効果を用いたコンピューターであるか
疑問になっているようですが、

確かに量子効果を用いた計算機であるらしいとの
調査論文が米科学誌ネイチャーに発表されていて、
どうも本物の量子コンピューターであるとの
可能性が高くなっています。

驚いたのは、D-Wave Systems社の量子コンピューターを
Google社が研究開発用に導入しているということです。
量子コンピューターの実用化と普及は
案外近い将来のことかもしれませんね。

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