VTECエンジンのturbo(ターボ)がついに登場!

最新情報

車メーカーの本田技研工業(ホンダ)が、
「2013年Hondaミーティング」
新型の直噴ターボエンジンを発表しました。

発表された新型エンジンは、いづれも
ホンダが得意とするVTEC(ブイテック)
を使用していて、

・直列4気筒2.0リッター直噴ターボ

・直列4気筒1.5リッター直噴ターボ

・直列3気筒1.0リッター直噴ターボ

です。

一昔までは、ターボと言えば、
パワーは出るが、燃費が悪いという
イメージでしたが、現在では、
ターボにして排気量を小さくして
燃費を向上させる目的で、
ダウンサイジングターボと言われています。

ホンダもこの世界の流れに乗って
新型のダウンサイジングダーボを
発表したということですね。

しかもVTECですよ!

ホンダは、2015年から
エンジンサプライヤーとして、
世界最高峰のモータースポーツである
F1に復帰参戦することになっていますが、

2014年からF1のエンジンは2.0リッターの
ターボエンジンを採用することになっています。

このあたりからホンダの
ダウンサイジングターボに対する
やる気が伺えますね!

VTECとは?

VTECとは、

「Variable valve Timing and lift Electronic Control system」

の略で日本語では

「可変バルブタイミング・リフト機構」

です。

なにがいいかというと、
一般的に普通の車のエンジンは、
ガソリンと空気の混合ガス(燃焼ガスといいます)を
燃焼させて、そのエネルギーでエンジンを回しますが、

この燃焼ガスを効率よく、燃焼させる場所である
エンジンのシリンダーという所に送り込む必要が
あります。

燃焼ガスをシリンダーに送るときに
バルブを開いて燃焼ガスを送り込みますが、
このバルブを開くタイミングで効率が変わってきます。

適切なバルブの開閉タイミングは、
その時のエンジンの回転数によって
変わってきます。

VETCとは、

「エンジンの回転数によって、このバルブを開くタイミングと時間を変えることで、効率よくエンジンを回転させよう」

と言うものです。

VTECは1989年にスポーツカーである
「インテグラ」に採用され、
その性能の良さで瞬く間に大人気になりました。

当時、トヨタや日産にも
VTECと同じような可変タイミングの機構を
採用したエンジンはありましたが、
ホンダのVTECの性能が抜きでていました。

その後、シビック・プレリュードなど、
ホンダのスポーツカーに採用され、
ほとんどの車種に採用され始めました。

現在では、VTECという名前は
ほとんど聞かなくなりましたが、
ホンダの車には、ほとんどこの、
バルブタイミング機構を積んでいます。

自然吸気エンジンと過給エンジン

VTECターボの魅力を分かってもらうには、
自然吸気エンジンと過給エンジンの違い
説明する必要があります。

エンジンには、自然吸気エンジンと
過給エンジンがあります。

エンジンはガソリンと空気を混ぜた
燃焼ガスと燃やすことでエネルギーを
得ますが、ガソリンはインジェクターという
燃料噴射装置で供給します。

それに対して空気の供給方法で
自然吸気と過給エンジンに区別されます。

空気を大気圧のみで供給するエンジンを
自然吸気エンジンといい、
空気を過給機を使って機械的に供給する
エンジンを過給エンジンといいます。

この過給機の一種がターボといわれるものです。

一般的に燃焼ガスを大量に供給することが
できるターボエンジンは同じ排気量の
エンジンであれば自然吸気エンジンより
パワーがあります。

VTECターボを夢見た1990年代

私は熱狂なホンダファンです。
ファンになった要因はまさにVTECエンジンです。

他社はパワーを稼ぐためにターボエンジン
採用した車をたくさん発売していました。

それに対してホンダはVTECの優位があるのか、
それとも会社の方針なのかターボエンジンを
搭載した車は出しませんでした。


当時のVTECエンジンは自然吸気エンジンです。

自然吸気のいいところは、エンジンの
フィーリング・レスポンスの良さです。

一気に回転数が湧きあがる感覚は
ターボエンジンには絶対にありません。

さらにVTECならばその感覚は
もはや神の領域と思えるくらいです。

バルブタイミングが切り替わる瞬間の
2段ロケットみたいな回転数の立ち上がり
まさに興奮ものです。

そんな中、VETCとターボを組み合わせた
「VTECターボ」が実現できれば
どうなるのだろう?と思う人がたくさんいました。

実際に、VTECエンジンに後付けの
ターボを取り付けた人もいますし、

より簡単にターボが取り付けられる
ターボキットなるもの発売されていました。

ただし、自然吸気の至高のエンジンである
VTECエンジンにターボを取り付けることは
邪道であると言う人もいました。

実際に、VTECエンジンにターボを付けると
パワーはあがりますが、VTEC特有の
回転の吹け上がりが無くなります。


それでもVTECエンジンにパワーが
欲しいと言う人は何十万円もかけて
ターボを付けていました。

そんな時代があったことを考えると、
ダウンサイジングと言う
ターボに対する思想は変わっていますが、
ホンダから純正品であるVTECターボ
発売されるということは、往年の
ホンダファン、特にVTECファンからすると
何とも言えない気持ちになりますね。

2.0リッターのVTECターボ搭載の
次期シビックTYPE-Rは是が非でも
手に入れたいです!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする