海上自衛隊の階級について!司令官は?艦長は?

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海上自衛隊は、四方を海に囲まれた
日本において、周囲の脅威から守ってくれる
頼もしい組織です。

そんな海上自衛隊の階級について調べてみました。

海上自衛隊の階級

海上自衛隊の階級とその英語名を紹介します。
陸上と航空自衛隊の場合は、階級名の
「海」が「陸」や「空」になります。

また、( )内に英語名と国際的な
海軍における階級を示します。

●海将(Vice Admiral、中将)

●海将補(Rear Admiral、少将)

●一等海佐(Captain、大佐)

●二等海佐(Commander、中佐)

●三等海佐(Lieutenant Commander、少佐)

●一等海尉(Lieutenant Senior Grade、大尉)

●二等海尉(Lieutenant Junior Grade、中尉)

●三等海尉(Ensign、少尉)

●准海尉(Warrant Officer、准尉)

●海曹長(Chief Petty Officer、曹長)

●一等海曹(Petty Officer 1st Class、軍曹)

●二等海曹(Petty Officer 2nd Class、伍長)

●三等海曹(Petty Officer 3rd Class、兵長)

●海士長(Leading Seaman、上等兵)

●一等海士(Seaman、一等兵)

●二等海士S(eaman Apprentice、二等兵)


上に行くほど、階級は上です。

「海将」は、海上自衛隊での最高位の階級です。
幕僚長や自衛艦隊司令官など、
海上自衛隊の最高責任者たる役職につきます。

それだけに、海上自衛隊で海将は
わずか18人しかいません。

特に幕僚長は、海上自衛隊のトップであり、
「幕僚長たる海将」として、
一般の海将と違い、一つ階級が上になります。

英語名も「Admiral」となり、
国際的には「大将」になります。

幹部と海曹・海士

海上自衛隊の階級は大きく分けて

・幹部(海将~三等海尉)

・海曹(海曹長~三等海曹)

・海士(海士長~二等海士)


になります。

旧海軍風に言うと、
幹部が士官、海曹が下士官、海士がですね。

旧海軍もそうでしたが、海上自衛隊でも
幹部(士官)と海曹士(下士官・兵)の区別は
キッチリと分けられています。

食堂も幹部用と海曹士用で分けられていますし、
住む場所である官舎も分けられています。

採用については特に区別されています。

採用区分としては大きく分けると

・自衛官候補生

・一般曹候補生

・一般幹部候補生


があります。

自衛官候補生は、訓練期間が終わると「二等海士」に、
一般曹候補生は、「三等海曹」に、
一般幹部候補生は、「三等海尉」に任命されます。

採用区分によって、スタートの階級が違うわけです。
自衛官候補生と一般曹候補生は、高卒の人でも受けれますが、
一般幹部候補生は、大卒でなければ受けれません。

特に一般幹部候補生の採用試験は難関で、
大卒の中でも、難関大学の人でも難しいとされています。

防大卒の人と幹部候補生の採用試験に受かった人は、
最初の1年間は「幹部候補生学校」に入り、
みっちりと訓練します。

この一年間を耐えると、
晴れて「三等海尉」(大学院卒の人は二等海尉)
任命され、キャリアのスタートから「幹部」になれます。

防大卒の人と幹部候補生の採用試験に受かった人は
建前上、待遇は同じですが、幹部候補生学校のときから
待遇に差があります。

学校での分隊の長(いわゆる学級委員長みたいなポスト)
は防大卒でないとなれませんし、訓練のほとんどは
防大卒の人が、一般大卒の人を指導する立場になります。

当たり前ですよね。そうでないと防大の意味がありませんから。

幹部候補生学校を卒後してスタートこそ
同じ「三等海尉」ですが、「一等海尉」までは
みんな横並びに昇進しますが、それ以降は、
やはり防大卒のほうが出世は早いです。

とくに海将補以上は、ほとんどが防大卒です。

そして、海将は防大卒の同期から2~3人
しかなれませんし、幕僚長に至っては、
3年に一人
しかなれません。

また、曹候補生採用の人は、がんばっても
40代後半でやっと、三等海尉になれるくらいです。

三等海尉になるときも、幹部候補生学校に
入らなくてはなりませんので、
20代前半の若造たちに交じって、
訓練を受けることになります。

基本的に軍隊ですので、
指揮官と兵はキッチリと区別しましょうと
いうことですね。

各階級での役職は?

まずは、一般的な艦艇での階級と役職について
説明します。

艦艇のトップである「艦長」
二等海佐です。

イージス艦や旗艦の艦長は
一等海佐です。

次に艦艇では人員は分隊に分かれています。

航海を管理する「航海科」
ミサイルや大砲を管理する「砲雷科」などです。

それぞれの分隊には分隊の長でなる「分隊長」
分隊長を補佐する「分隊士」があります。

分隊長は「三等海佐」か「一等海尉」が、
分隊士には「二等海尉」か「三等海尉」がなります。

幹部候補生学校を卒業したばかりの
若い新任幹部は、だいたいこの「分隊士」
配属されいます。

分隊士は別名「サムライ配置」と言われ、
いわゆる中間管理職であり、
上司である艦長や分隊長から叱られ、
部下であるばずのベテラン曹長にいじめられ。。。。

と、新任幹部には非常につらい配属先だそうです。

艦艇のナンバー2である副長
「三等海佐」がなります。

専任の副長がいない艦艇もあり、
その場合には分隊長の誰かが(一般的には三等海佐)
「副長」のポストを兼務します。

艦長が一等海佐である場合は、
副長は二等海佐です。

ここまでが幹部です。

その下に、各分隊に数十人の「海曹士」
配置されています。

複数の艦艇を指揮する「隊司令」一等海佐が、
複数の隊を指揮する「群司令」には海将補がなります。

そして全ての艦艇を指揮する立場の
自衛艦隊司令官には階級でトップである海将がなります。

どうでしょう?
日本の海を守る海上自衛隊に興味が湧きましたか?

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